大野智さんのグラスづくり [アラシゴト]
大野さんの38歳のお誕生日会に参加するにあたり、25個ものグラスを作りました。
一からグラスを作った訳ではなく、市販のグラスに「スーパーインレーシール」を貼って作るのですが。
スーパーインレタシールは普通のプリンタではなく、UVプリンタなるもので印刷するため、データを作成して印刷する施設に持ち込むわけですが。
実に何度も失敗したので、その苦労の足跡を残しておきます。
初版(左上)は、単に画像を楕円に切り抜いただけのような感じになった
ので、クリアな青を濃くしてメリハリをつけつつ、周囲をボカしたいなと思い、第2版へ。
2版は綺麗なボカしが出来、青も濃くなった!と喜んだのですが、下塗りの白をボカすのを忘れていて、羽根の感じもイマイチ。
3版は下塗りの白をボカしたつもりがしっぱいして途中でブツっと切れた仕上がり。
第4版(左下)は下塗りの白のボカしがまだ甘く、白がはみ出してる。それに前回からいつの間にか背景の青のボカしが無くなっちゃった。青を重ねて印刷した時に、そちらのデータをボカすのを忘れてしまったらしい。
5版はちょっとサイズを小さくして1シートに沢山配置して量産化に向けたものだったけど、余白が少なくて貼りにくい事が発覚。
それと、背景の青の重ね塗りを辞めたらやはり背景の青が薄かった。
第6版 最終稿
サイズを一回り大きくする。下塗りのボカしも、背景の青の濃さもボカしもうまく出来たと思う。
実はこれだけ、裏から見ても白に見えないよう、カラーの印刷を白の前にも施している。
UVプリンタを借りるために、入場料が2000円かかる施設に、6回通った事になる。インク代は別。
ハンドメイドだし、透明なシールに印刷しただけなら材料費500円もしないでしょ、なんて考える人にお婿さんに行ってないことを祈るばかりです。
ついでに、ほかにもグラス作成したので、ほんの一部ですがあげておきます。
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